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2015年間かみゅかみゅチャート ALBUM部門(30位→16位)

さてさて、次はALBUM部門の発表になります。
今年フィジカルで買ったアルバムは48枚でした。去年と一緒か。
ただ、昨年とは結構聞き方が変わってきて・・・っていうことを最後に総評でまとめて書こうと思います。
まぁとりあえず30位から16位発表します。


30位 Leon Bridges "Coming Home"
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「Sam Cookeの再来か!」なんて触れ込みでデビューした26歳のシンガーソングライターのデビュー作。SoundCloudで公開した楽曲(このアルバムのタイトル曲であるファーストシングルの"Coming Home"もそのうちの一つ)が話題を呼んで、数多のレーベルの中からColumbia Recordsと契約をした期待の新人。契約したのが昨年の12月の話なのですが、そこから1年も経たずにデビュー・アルバムをリリース、American Music AwardsでMacklemore & Ryan Lewisと共演、さらにSaturday Night Liveに出演という異例の大活躍をしています。そんなイマドキのキャリアを歩む彼が奏でる音楽は5,60年代を髣髴とさせる往年のソウル・ミュージック。たしかにこのスモーキーで、それでいてスムーズに聴かせる歌声はちょっとインパクトありますね。懐古趣味とは言わせないだけの作りこみっぷりや、現代の音響技術で当時のザラザラしたサウンドを再現してるのもうまいです。ただ、肝心の彼の歌唱自体にはソウルフルさをあまり感じず、意外とあっさり聞き流してしまうのが残念な気もしました。


29位 Fifth Harmony "Reflection"
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アメリカでは失敗に終わった、イギリス発祥のオーディション番組"X-Factor"ですが、彼女たちを生み出したことがこの番組の何より大きな成果でしょう。アメリカで久しぶりに売れた女性アイドルグループってだけでも価値があるんですけど(The Pussycat Dolls以来?、)トレンドを手堅く押さえて彼女たちの主なファン層であるティーン向けのポップソングをベースにしつつも、90年代R&Bへの愛情を感じる上質な楽曲が並んだこのデビューアルバムにはファンならずとも思わず唸ってしまうクオリティーです。正直彼女たちのシンガーとしての力量やひとりひとりの持つ個性には疑問を感じますが、アメリカのオーディション番組発のアイドルグループという出自を活かして、Little MixとThe Pussycat Dollsのイイトコどりをしたような路線をやってるのはうまいですね。


28位 Alessia Cara "Know-It-All"
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18歳にして大手レーベルDef Jam Recordingsとの契約を獲得した女性シンガーソングライターAlessia Cara、リリース済みのEPから全5曲を曲順そのままに前半に配して、残り5曲の新曲を追加したデビュー盤。そんなに急いでこの時期にリリースする必要があったのか疑問が残るクオリティーの新曲が並ぶのがやはり残念な気がします。アートポップぽい曲もあったり、決してメインストリームポップが並んだアルバムではないのですが、全体通してR&Bっぽい雰囲気は散りばめられてるものの、ブレイクのきっかけとなった"Here"のような彼女のハートから発せられる”ソウル”が感じられないために、どうしても軽薄なポップソングが並んでるように感じてしまいました。ただ、それでも彼女のシンガーとしての素質の高さを証明することはできており、彼女の歌声の持つ若さと哀愁が共存した独特なニュアンスに惹きつけられてしまいます。


27位 A$AP Rocky "At.Long.Last.ASAP"
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ファッションアイコンとしても活躍する人気ラッパーの2作目は、盟友だったA$AP Yamsの死を受けてか意外にも地味かつ内省的な内容。トレンドの先端を行ってた感じのメジャーデビューアルバムから方向性を変え、ドリーム・ポップなどのインディー・ロック方面にも目配せしたサウンドで、全編通してなんとなく哀愁が漂う作品になっています。前作のようなビート選びのセンスの先鋭さは減退してる気がしますが、アーティストとしてやりたいことを優先させて、どんどん新しく出てくるラッパーたちと差別化して自身のブランドをつけつつ、個性的なアイコンに成るためには必要な変化だった気もしますね。逆にこういう白人音楽っぽいアプローチで勝負するラッパーってあんまりいないので、興味深いと思います。


26位 Jazmine Sullivan "Reality Show"
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音楽産業に嫌気が差した的な発言をして表舞台から姿を消してたJazmine Sullivanの、実に5年ぶりのカムバック作。現在では希少な存在になりつつある”ちゃんと歌える”本格派の女性R&Bシンガーってだけでも価値があるんですけど、こうやって地に足の着いたサウンドを今でも変わらず届けてくれることに安心感を覚えています。この5年の間にもアメリカン・アイドル出身のJessica SanchezやCandice Gloverなどに楽曲提供したりしてたので、こうして改めて彼女の歌声を聴いてその歌力に圧倒されてしまいました。Key Wane、DJ Dahi、Chuck Harmonyといった現行のプロデューサーを起用しつつも、この時代に味わい深いR&Bのマスターピースを生み出した彼女に拍手。


25位 Rae Sremmurd "SremmLife"
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まだ本格的にラップを初めて2、3年くらいという、HIP-HOPアーティストにしてはキャリア短めのこの兄弟デュオの快進撃には目を見張るものがありました。エグゼクティブ・プロデューサーを務めるMike Will Made-Itの手掛けるトラップ・ビートの先鋭さが専攻して際立っている側面もありますが、彼らのクセのある鼻にかかったような高音のラップが、このドープなビートと最高のコントラストをなしているんですよね。そして1曲1曲それぞれにキャッチーなフックがあってかなり耳に残る音作りをしてるのが上手いなーって思いますね。客演してるラッパーもやっぱり”声”が持ち味のNicki Minaj、Young Thug、Big Seanといったメンツなのも納得。ある意味、今のHIP-HOP界では異端児的な存在で、今後どんな方向性で攻めてくのか気になるところではありますが、このデビューアルバムのクオリティーは破格だと思いますね。


24位 Hudson Mohawke "Lantern"
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エレクトロとHIP-HOPを融合したデビュー・アルバム"Butter"が高い評価を受けていたHudson Mohawke。もともとはアンダーグラウンドで活躍していた存在だったのが、その才能を認められてKanye WestのレーベルG.O.O. Musicに加入以降、そのKanye West作品を筆頭にDrake、Pusha T、Lil Wayneなど錚々たるメンツの楽曲のプロデュースに関与。さらに昨年にはApple MacBook AirのCMに起用された"Chimes"が話題となり、かなり注目が集まる中でリリースされた2作目。いわゆるメインストリームのEDMとは相反するような音数の少ないミニマムな音作りながらもHIP-HOPからソウル・ミュージックまでの幅広い音楽的素養を感じさせる独特の音作りが光る作品になっています。かといって、普段から流行のEDMモノを聴いてる人を置き去りにすることもなくCalvin Harris的なきらびやかな音像を披露してみせたり、歌モノもあったりと非常に聴きやすく出来てると思います。

23位 The Weeknd "Beauty Behind The Madness"
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メジャーデビュー以降、なんだか煮え切らない楽曲やセールスが続いてきましたが、今年に入ってからのThe Weekndの快進撃は凄まじいものがありました。ファーストアルバムあたりどうしても奇天烈なアプローチの楽曲が目立ってたんですが、昨年のTy Dolla $ign"Or Nah"での客演や、自信のシングル"Often"のスマッシュヒットで、"Wicked Games"のようなPBR&Bとポップとのバランス感覚が戻ってきた感があり、特にAriana Grandeとの"Love Me Harder"での共演が顕著で、この楽曲の大ヒットが彼の今作の成功に大きな影響を及ぼしてると思います。それに加えて、彼自身「R&Bをやってるつもりはない」と言ってる通り、インディー・ロックからの影響が色濃く出た彼の独特のセンスでポップスとして成立した結果が今の大ブレイクなんじゃないかと。そのため、あらゆる層へのアピールという意味では、このアルバムはその需要を十分に満たした内容だと思います。が、彼の単調なボーカル、実は代わり映えのしない曲調がやはり退屈な気持ちにさせられて、特にLana Del Reyとのコラボ曲からラストまでの下りの大袈裟さはちょっとよろしくないかな。


22位 Adele "25"
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今何を出しても絶対に、メガヒットした前作"21"と比べられてしまうこの状況で、自分の芯がブレることなく、それでいてクオリティーの高い作品が出せて、しかもそれを期待値以上のメガヒットにさせてしまい大記録を作り上げてしまう。実際にアメリカとイギリスでこれまでのアルバムの初動セールスを大幅更新してしまうぶっ放しっぷりで、この4週間でイギリスだけですでに200万枚、アメリカではすでに600万枚近くを売り上げ、世界各国で特大ヒットしてるのは流石に驚いてしまいます。世間の大きな期待を力に変えてしまうアデルの底力、恐れ入ります。さて、このアルバムで彼女が示したのは独特な音楽性ではなく、自身が「21世紀最大のポップシンガー」であることの証明です。様々なプロデューサーを迎えて前作よりバラエティーに富んだポップな楽曲が並んでいますが、それを彼女の圧倒的な歌声で歌いきってしまうのがこのアルバムです。前作の大ヒットを自分なりに解釈してのこの路線だと思うし、今彼女がリリースするのにコレ以上ふさわしい作品はないのではないかと思います。


21位 D'Angelo & The Vanguard "Black Messiah"
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ネオ・ソウルの傑作"Voodoo"から実に14年ぶりの新作。世間から求められる「マッチョでセクシーな男性R&Bアーティスト像」へのギャップを感じたノイローゼのためにここまでスパンが空いたとも言われますが、それでもこの素晴らしい作品を携えて彼は戻ってきました。黒人の差別問題が改めてアメリカで社会問題となっている今だからこそリリースを決めたと自身が語る通り、今作はタイトルが示すように政治問題を提起しつつも、改めて黒人音楽への敬意を払った作品になっています。序盤こそP-Funkな趣でギターがかき鳴らされたりと前作との異なるアプローチを感じつつも、徐々に"Voodoo"のような官能的な世界観が、ジャズなどの影響も色濃く感じさせながら展開されていきます。しかも特筆すべきなのは、音楽メディアが手放しに絶賛するために敬遠してるリスナーもいるかもしれませんが、このアルバムは"Voodoo"より全然ポップだし、よりアナログな音になったことでメロディーが引き立って聞こえてくることです。それでいてなんだか変な感覚に陥るのが面白い。そしてこのアルバムでの音楽性はKendrick LamarやMiguelの傑作にもつながっていきます。


20位 Marina & The Diamonds "Froot"
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これまでの音楽性を踏まえて、彼女に対してかなり異端なアーティストというイメージを抱いていたんですが、Dr.LukeやGreg kurstinを迎えてどキャッチーでカラフルなイメージだった前作"Elastic Heart"から趣向を変えて、今作は正統派のSSW路線のアルバムになっています。それでいてドリームポップやエレクトロ、インディー・ロックといった様々なジャンルの要素があり、どの曲も強烈なフックがあり、彼女の独特なウェットを持った歌声が強烈なインパクトを持って聞こえてくるのが彼女らしくて、個性的だなと思います。しかも今作は自身がDavid Kostenと共にエグゼクティブ・プロデューサーを務めたためか、前編を通しての統一感もあり、より彼女の素を見せられたような印象を受けます。地味ではあるんですが、1曲1曲のクオリティーが高く、よくできた佳作。


19位 Kacey Musgraves "Pageant Material"
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メジャーデビューアルバムである前作が大絶賛された、美人女性カントリーシンガーソングライターKacey Musgravesの2作目。前作で印象的だった抜群のメロディーセンスは健在なのですが、今作ではよりオルタナティブロック的な要素が感じられる瞬間が多々あって、前作に比べて少しひねくれたメロディーが印象深いですね。それでいて彼女の出身であるナッシュビルを想起させるようなオーガニックなカントリーサウンドが終始奏でられており、スムーズにアルバム全体が流れていくように感じられる仕上がりになっています。そういうオルタナティブロックとカントリーサウンドが融合されて、終始落ち着いてる感じがちょっとAdeleの"21"を思い出させる仕上がりだったりもするんですけど、彼女の優しい歌声がまた違った世界観を生み出しています。


18位 Disclosure "Caracal"
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デビュー・アルバム"Settle"が10年代のミュージックシーンに大きなインパクトを残した兄弟デュオの新作。当時はまだ珍しかったUKガレージ直系のディープハウスサウンドの革新性、Sam SmithにAlunaGeorge、London Grammerといったデビュー前の新人をいち早く起用した先見の明もあり、批評家ウケが良いだけでなくメジャーヒットも多数生み出す作品になった前作ですが、この間にも盟友Sam Smithの大ブレイクや、ディープハウスの流行といった当時とは異なる状況が現在彼らを取り巻いており、その中での新作のリリースとなったわけですが、今作ではサウンドの革新性というよりは、前作での成功を引き継ぎつつもよりR&B色を打ち出してメロディーの良さを全面に押し出した作品になっています。今彼らに求められる最善の音楽を追求しつつも、その注目度を活かして人気実力派とコラボしたり、期待の若手を大抜擢したりと人選でセンスの良さを出してうまくバランスを取ってると思います。ただ一方で、そのコラボ相手との相性が必ずしもプラスに出るとは限らない感じがしたのが少し残念でした。


17位 The Neighbourhood "Wiped Out!"
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カリフォルニアで結成されたオルタナティブロックバンドで、2年前にリリースされたメジャーデビューアルバムからは"Sweater Weather"が大ヒットになり知名度を上げた彼らのセカンド・アルバム。デビュー・アルバムをリリースした時こそ、Cold War KidsやArcade Fireといった典型的なオルタナティブバンドと比べられたりしたものですが、いまいち方向性がはっきりしない印象がありました。ただその後、Bad SunsやThe 1975といった同系統のバンドと合同ツアーをしたり、エレクトロやHIP-HOPなどやりたい放題やったミックステープをリリースしたことで一気に吹っ切れたのか、今作でようやくバンドとしての真の姿が見えてきた気がしました。カリフォルニア出身という出自を活かして骨太なサーフ・ロックをやりつつ、前作同様HIP-HOPやR&B的な音楽要素を散りばめているんですが、たしかに今誰もやってないといえばやってないサウンド。そして核となっているのが早口唱法と哀愁漂うメロディーであり、それが彼ら独特の個性になっています。正直このバンドはチャラい見た目のせいか過小評価されすぎだと思うので、もうちょっとこの独自性を評価して欲しいですね。


16位 Carly Rae Jepsen "Emotion"
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カーリーといえば、"Call Me Maybe"の大ヒットで一躍恋するプリンス的立ち位置のアーティストとしてブレイクして、その手のアイドル系アーティストとして見られることも多かったと思うし、僕自身そういうイメージを抱いていました。実際このアルバムをリリースするまでの間ミュージカルにシンデレラ役として出演するなど、やっぱりそういうイメージを彼女自身が保ってる感じもしたし。しかし、前作で商業的に媚びても、必ずしもキャリアが上向くとは限らないと気づいた彼女は大きな方向転換を行いこの新作を完成させました。先行シングルの"I Really Like You"がまず素晴らしくて、"Call Me Maybe"の延長線上にあるポップなナンバーと見せかけて、80sなシンセ・ポップやインディーR&Bっぽいニュアンスを取り入れた楽曲で、決してトレンドとはいえないナンバー。この曲で、彼女に抱いていたアイドル的イメージが完全に払拭されて、日本で2ヶ月も早くリリースされた今作(日本人に生まれてよかった!)も蓋を開けてみると、その期待を裏切らない高品質なシンセ・ポップが並んだ、キャッチーな中にも毒づいたり感情をむき出しにしたり弾けたりと、タイトル通り様々な側面を見せてくれた素晴らしいポップ作品でした。

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